1月23日 中山11R AJCC 予想
AJCCに出走予定馬の見解を下に書きました(【キャッスルトップ】(JDD馬)を除く)。
先週は【フライライクバード】、【アライバル】共にボコボコでしたが、何卒みていってください🙇 (京成杯で好走した【ロジハービン】の今後に注目したいです)
AJCC
中山競馬場は年末から使われており、徐々に馬場が荒れてきています。瞬発力勝負を得意としている馬には厳しいでしょう。また最後には名物の急坂があります。荒れた馬場に加えて、この坂は各馬のスタミナを削り、パワーが必要となってきます。コース適性についてはこれらを抑えておきたいです。
印
◎アンティシペイト
(三浦皇成Jはどこに行ってしまったのでしょうか)
各馬の見解
アサマノイタズラ
はまったときの爆発力は凄まじく、昨年のセントライト記念は後方3番手から上がり1位の脚で差しきった。
田辺Jに変わってからは後方一辺倒の競馬が続いており、セントライト記念がベストパフォーマンスとするなら、今の中山の馬場より少し軽い方が、瞬発力が生きる方が、合っている。
とにもかくにも、いつ爆発するか分からない爆弾なので、爆発しやすい中山であれば抑えておくべき……かも。
アンティシペイト
しぶとく粘り、伸びるタイプで、瞬発力勝負は分が悪い。
前走のアルゼンチン共和国杯は直線先頭に立ち見せ所を作ったが、最後は瞬発力勝負となり8着に終わった。不得手の展開にしては頑張ったので、この敗戦は重賞でもやれるところを見せたとプラスに捉えるべき。
今の中山はタフな馬場になっており、この馬には合っている。後ろから差すほどの瞬発力は持っていないので、思いきって逃げてほしい。鞍上の手腕次第では1着もあり得る。
エヒト
暮れの阪神で3勝クラスを突破した。タフな馬場だったが、それを味方にできるパワーを持っている。またスタミナも豊富であり、1勝クラスの2600mでは早め先頭で圧勝だった。
差す競馬が得意で、マクル姿もしばしば。前走のように内から抜け出す勝負根性もある。
スピードにやや欠けるが、舞台適性は合っている。3~4角でマクリ、もしくは中団の内から差し、上位争いを期待する。
オーソクレース
適性と能力の高さから、このレースはこの馬を基準に、この馬に勝てるかどうかで印をつけていくことを勧める。
父はエピファネイアで今年の京成杯3着馬を輩出し、母はエリザベス女王杯馬のマリアライトでタフな馬場に適性がある。父、母父共に奇しくも前年度覇者の【アリストテレス】同じ。今の中山馬場はこの馬にもってこいだ。
戦績は、強い3歳世代のクラシック戦線で活躍するほど素晴らしいモノを持っている。
脚質は先行タイプなので、今回も4,5番手に位置取り直線で抜け出し勝つ横綱競馬をするだろう。
当然1番人気が予想されるので、何としてでもこの馬以外に本命をうちたい……。
キングオブコージ
一昨年に条件戦から目黒記念まで、破竹の4連勝を飾り重賞を手にした。
父はロードカナロアで、目黒記念はその血が生き長い直線を上がり最速で差しきった。その後の京都大賞典でも末脚をみせて3着と健闘した。母父がガリレオでタフな馬場でも走れるが、どちらかというと瞬発力寄りであると思っている。
また前走はプラス10キロで太く見えた。今回は絞れていてほしい。
今の中山適性への疑問や馬体の太さから、消しても良いかもしれない。
クレッシェンドラヴ
父はステイゴールドで中山2200への適性が高く、母父サドラーズウェルズもスタミナ、パワーを補っているので、血統からみれば抜群の馬ではないだろうか。
ただし、近走の成績が悪い。
特に前走の七夕賞は斤量こそ58kgだったものの、勝っている舞台なので、15着は崩れすぎだ。目にみえない原因があるのだろう。この問題が解決していれば印をうちたいが、その保証はない。
成績からみると手をだしづらい馬である。
スマイル
中山2200mの成績が(3、0、1、1)と非常に強い。しかし何故かは分からない。何故か分からないが強い。ここも素直に抑えておくべきか。
ソッサスプレイ
たまにオープン特別で3着を取り大穴をあけている。前走がまさしくそれでお世話になった人もいるのではないだろうか。AJCCには昨年参戦しており、そのときは16着だった。穴をあけている距離が1800mなので、今回は少し距離が長い。能力的にもそれを埋めるだけのものを持っているとは思えない。厳しい戦いになりそうだ。
ダンビュライト
2018年のAJCCを勝っている。ただ近走の成績をみると全盛期よりは衰えを感じる。昨年は京都記念で3着と踏ん張ったが、それ以降の芝では着外が続き、ここ2走はダートへ転身。前走の名古屋GPではまたもや3着と踏ん張った。
過去に勝っている舞台であり、父のルーラーシップも勝っている。年齢を重ねズブくなってきたのであれば、今の中山はプラスに働く。総じて相性は良いはずだ。あとは衰えとの相談。1着まではいかないが3着までならチャンスがあると思っている。
ボッケリーニ
常に安定して上位争いに食い込んでいる。
イメージとしては、タフな馬場よりも瞬発力が生きる馬場や展開が向いている。勝った中日新聞杯も上がり33,5と素晴らしい末脚をみせた。今回の中山はタフな競馬になりそうなので、条件は合わない。また2200mの距離も初めてだ。こちらについてはスタミナがあると思うので大丈夫と考えるが、それでも初めてのビハインドは大きい。
悪い条件が重なるなか、これらを巻き返す能力があるかどうかが鍵となるだろう。
ポタジェ
ディープインパクト産駒の晩成馬。じっくり育てられてきた分、ディープ産駒牡馬にある特徴の3歳で燃え尽きることはなく、古馬になってからも活躍し、どのような馬場でもこなす。ただ、前走の天皇賞秋のような高速上がりよりは、今回のようなタフな馬場の方が合っていると思う。またメンバーの中で能力はトップクラス。純粋に強いのではないだろうか。ここは勝ち負け。
マイネルファンロン
ステイゴールド産駒が非常に走るこのレース。相性は良い。だが結果を残しているのは夏のローカル戦なので、覆すことができるかどうかは……。
ラストドラフト
AJCCは2年連続3着にきているだけあり、コース適性は高い。ただどちらともその前のレースで好走していたが、今年は凡走。衰えがみえてきたのかもしれない。その場合、このメンバー相手に3着以内を取れるのかというと、そうは思えない。状態が良くても掲示板まで。