2月12日 東京11R クイーンC
『舞台・馬場』
東京芝1600m。牝馬クラシック桜花賞へのステップレースの1つである。瞬発力の高い馬の好走が目立つ。しかし今年は雪の影響により馬場が悪化する恐れがある。そうなれば例年よりも遅い上がりとなり、有利となる馬も変わるので、その見極めが重要である。
『血統』
父か母父にサンデーの血統が欲しい。過去10年の馬券内で父、母父にサンデーが入っていない馬は2頭であった。その2頭も母母父にサンデーの血が入っていたことからも、最低でも祖父母までにサンデーの血が入っていた方が有利なのではないだろうか。
『戦績』
新馬・未勝利勝ちの馬は、過去10年馬券に6頭しか絡んでいない(母数は出していないが……)。早くから活躍している馬の方が好走傾向にあるようだ。
『人気馬・気になる馬』
・スターズオンアース 想定1番人気
父はドゥラメンテ。サンデーの血は父母父に入っている。前走はGⅢフェアリーSで2着と好走した。東京でも勝っており、瞬発力勝負でも戦えることから、舞台適性・戦績共に申し分ない。この馬に勝てるかどうかが、クイーンCを予想するうえでの軸となる。
・ベルクレスタ 想定2番人気
父はドゥラメンテ。ということで、この馬も上の馬と同様に父母父にサンデーの血が入っている。前走の阪神JFは4角を楽な手応えで回ってくるが、最後は伸び切れず6着だった。道中にもう少し溜めることができれば、結果も変わっていただろう。しかし2走前の今回と同舞台のアルテミスSでは【サークルオブライフ】のタイム差無しの2着であった。先行し、瞬発力を使えるので、今回も早め抜け出しを狙っているだろう。能力では、展開次第で1番人気の馬と争えるくらい、高いものを持っている。
・プレサージュリフト 想定3番人気
父はハービンジャーで、母父がディープインパクトだ。ディープの血は東京マイルと相性が良く文句無しだ。1戦1勝馬で戦績面では見劣るが、その新馬戦の内容は圧巻であった。上がり33.3秒と他馬と比べて異次元の脚を繰り出し完勝。非常に切れる脚を持っている馬ということが証明された。スケールの大きさでいえば、未知の部分を含めて、上2頭を上回っていると個人的には思っている。気になるのは馬場状態だ。瞬発力に秀でているが故に、悪くなりすぎるとマイナスである。ただやはり、上位2頭を負かすならこの馬だ。
・ハピネスアゲン 想定15番人気
父はエイシンヒカリ。産駒が昨年4着と踏ん張ったので、相性は悪くない。2走使われており、両方とも中山であるが、レースぶりを観ると東京の方が合っていると思う。道中は後ろに位置取り、直線勝負のレーススタイルは東京向きだ。距離の1600mも守備範囲だろう。3戦目でさらに上げてくることを期待している。
『おかきの印』
◎プレサージュリフト
〇ベルクレスタ
▲スターズオンアース
☆ハピネスアゲン
△ラリュエル、ウインエクレール、スタティスティクス
可能性の塊である【プレサージュリフト】を本命とする。【ハピネスアゲン】がくると好配当が狙えそうだ😊
本命馬はキャリアが浅く、スタートに難があったり、もまれ弱い可能性が合ったりと懸念点はあるが、それを超える魅力があるので大外差し切り圧勝を夢見ている。できればハピネス2着でお願いします!