11月27日 ジャパンカップ 予想
11月27日 ジャパンカップ 予想
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馬場傾向
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注目馬①
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注目馬②
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印
❶馬場と展開
馬場については内外フラットとみています。
土曜日のレースは特別、内や外が有利、不利なレースはありませんでした。JCもそこまで気にしなくても良いのではないでしょうか。
展開については【ユニコーンライオン】という逃げ馬が参戦していしるので、極端なスローペースからの上がり勝負にはなりにくいと予想します。例年通り直線では長い末脚とスタミナ要求されると思います。
❷注目馬①
ここでは上位人気3頭の見解を述べていきます。
【シャフリヤール】
『ディープ産駒の古馬牡馬』
・ディープ産駒は過去10年(22年~13年)で日本ダービーを6勝挙げています。そのうち古馬でもGⅠを勝った馬は【コントレイル】と【シャフリヤール】です。
21年【シャフリヤール】→22年ドバイSC1着
20年【コントレイル】→21年JC1着
19年【ロジャーバローズ】→×(ケガ)
18年【ワグネリアン】→×
16年【マカヒキ】→×
13年【キズナ】→×
日本ダービーをピークに育てたディープ産駒の古馬の成績は振るっていません。活躍したと言って良いのは、唯一無敗の3冠馬であった【コントレイル】ぐらいではないでしょうか。【シャフリヤール】もドバイSCを勝利していますが、3着以内に入ったのはこのレースだけです。この成績を踏まえるとディープ産駒の古馬牡馬の成長力に疑問を持ちます。
【ダノンベルーガ】
『天皇賞秋3着』『道中の進め方』
・天皇賞秋では3着と素晴らしい成績を収めました。これをどう捉えるのかがポイントです。
・古馬に混じっても遜色ない能力を持っていることを証明しました。日本ダービーまでの成績を踏まえれば、やっとこの馬の実力を出せたレースだったのではないでしょうか。一方で、厩舎サイドは天皇賞秋を国内GⅠのなかでベスト条件だ、とコメントを残していたにもかかわらず、3着だったという見方もできます。ベスト条件ではない今回は着順を落とす可能性もあるということです。
・前走は道中で外からプレッシャーを受けることなくスムーズに進めることができました。好走に繋がった1つの要因です。今回も14番枠と外枠を引いたので、道中は楽に追走できるでしょう。
【ヴェラアズール】
『未知の魅力』
・前走は初重賞でしたが、上がり最速の脚を使い、2着に約2馬身差をつける完勝でした。【ボッケリーニ】が勝つ競馬を差し切ったので文句無し。強かったの一言です。ここまでの芝のレースでは全て上がり最速と底を見せていないことが、この馬の最大の魅力ではないでしょうか。
❸注目馬②
上位人気以外の馬で気になった馬を挙げます。
【ボッケリーニ】
『中距離レース』『安定した成績』『遅咲きの血統』
・今年は2200m以上の重賞のみを使われており、全て3着以内と好成績を収めています。そのなかには荒れた馬場やトップハンデといったタフなレースもありましたが、その全てで好走しているのは、この馬が力を付けてきた証拠です。
・デビューから6着より下になったことがありません。安定した成績もこの馬の魅力です。
・兄の【ラブリーデイ】もそうでしたが、この血統は古馬になってから才能を開花させます。距離延長もこの年齢で馬体が完成されたからこそ、自信を持って選択されたのだと思います。
・脂がのっている年齢で初GⅠに臨み、相手が手薄で、8番人気とあれば、狙わない理由はありません。ここは大きく勝負です!!!
【デアリングタクト】
『トモの状態』
・ここ2走はパドック時のトモの状態が良く映りませんでした。今回もパドック次第で購入するか否かを決めます。
❹印
◎ボッケリーニ
○ヴェラアズール
▲ダノンベルーガ
ここまでは確定です。理由は上記の通りです。
【ボッケリーニ】は自信の穴馬なので是非ともおさえてください!!!
残りは相手候補で、パドックや当日の馬場次第で検討します。
△ヴェルトライゼンデ、デアリングタクト、ハーツイストワール、カラテ
【ヴェルトライゼンデ】
・レーンJのGⅠでの調子が凄まじく良いので、抑えるかどうか非常に迷っています。
【ハーツイストワール】
・前走は1着馬よりも不利が大きかったので、それが無ければ勝ちまであったと思います。東京競馬場は(3,6,0,1)と相性も良いので、メンバーレベル的にも注目しています。
【カラテ】
・前半の追走からマイルより中距離レースが合っており、天皇賞秋でも良いパフォーマンスを見せてくれたので、ここでも密かに期待を寄せています。
以上です。
来週はチャンピオンズCです! 今年は芝のメインレースに拘ってきたので、良い予想ができるかどうか不安ですが、次回も読んでいただけたら幸いです。
それでは、今週はここまで。
ありがとうございました。