7月10日 プロキオンS 予想
こんにちは!
今週は久しぶりとなる中央ダートの重賞プロキオンSがあります。
ダートを得意としている(た?)僕にとっては嬉しいレースです。
ねっしー、えのさんに本命馬対決で遅れを取っているので、ここは何としてでも。
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出走メンバーの見解
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印
今回はこの2つを書いていきます。
なかなか自分に合った形が作れませんが、メンバー特徴を僕のフィルターを通して分かりやすく届けられたらと思います。
フィルターを通しているので、多少偏りがあるかもしれませんが……(主に人気の面で(笑))
❶出走メンバーの見解
例のごとく順番はJRAVANの予想印順です。
(僕が確認したときの順番なので、多少異なるところはあると思います)
僕の気になる馬をざっと紹介します。
それではいきましょう!!!
【ラーゴム】
『戦績』
・ダートは2戦のみ。前々走から2戦続けて使われ、それぞれ6着、1着。初ダートは6着でしたが、リステッドクラスということを加味すれば悪くありません。むしろ、今後ダートでも走れることを示した非常に良いレースでした。また「差し」と「先行」の両方の競馬を経験できたことも大きいと思います。切れ味は無いことが分かったので、今回も前走と同様に「先行」する競馬を狙ってくるでしょう。
『血統』
・オルフェーヴル産駒。過去3年のコース成績(以降「成績」と略します)は84分の28で1着が14回で最高、3着内率は33,3%と相性はバッチリです! また単複回収率が共に100を超えていることから、人気薄でも期待が出来そうです(これ個人的にめっちゃ大事な情報!)。
・姉が芝のトップであるディープインパクト産駒ですが、ダートを走っているので、母からダート適性が引き継がれやすいのだと思います。
『評価』
【人気になるのも納得。しかし信頼しすぎるのも怖い】
・ダートを使われ、2戦目で勝ったことから適性の高さが窺えます。時計も優秀、更には血統の後押しもあるので、期待して良いと思います。
・しかし、前走勝った騎手のコメント曰く「非常に乗り難しい」とのこと。芝を走っていたときから乗り難しい馬だったので、そこをクリアすることが課題となりそうです。「安定」とは離れた馬なので軸にするのは、僕だったら怖いです。
【サンライズウルス】
『戦績』
・前走がビビるくらい強かったので、それで人気が出ると思います。実際に先行して完封する横綱相撲だったので強かったです。この競馬を再現できると手が付けられません。
・しかし、前走のレース以外の過去のレースでは、スタート後のダッシュが全くつかず、ずっと追って前に付けたり、やむを得ず後ろからになったりと苦しいレース運びを強いられています。また直線での反応が鈍く、東京のような長いコースが合っているため、短い小倉は合っていません。
『血統』
・ヘニーヒューズ産駒。成績は104分の28で1着は6回、3着内率は26,9%です。勝率は悪いですが、3着内率はそれほど悪くありません。勝ち切るのが難しいのでしょうか。
『評価』
【人気ほどの期待はできない】
・予想印が厚く人気が出ると思いますが、「スタート後のダッシュに不安を抱えていること」や「直線での反応の鈍さ」が小倉に合っていません。初の古馬重賞で、この条件で、この人気なら思い切って消すのもありかと。僕は消します。
【メイショウウズマサ】
『戦績』
・昨年は3着と粘りましたが、明らかにスタミナが切れていました。ラッキーと考えるべきです。ベストは1400m以下です。近走を観ても、2走前の1700mは残り200mでヘトヘトでした。
・テンは速いです。今回の逃げ馬最有力候補とします。同じく、前にいった馬でバテる最有力候補とします。
『血統』
・ロードカナロア産駒。成績は75分の18で1着は5回、3着内率は24%です。勝率は悪いですが、複勝率は可もなく不可もなくといったところ。ただ、複勝回収率は100を超えているので、人気薄でも侮れません。
『評価』
【距離がねぇ……】
・どう考えても距離が長いです。前しか勝たん! ぐらいの馬場状態で、やっとこさ3着だと思います。昨年がまさにそれ。今年は雨も降らず、前争いはし烈……苦しいです。
【メイショウフンジン】(除外です)
『戦績』
・長いダートを主戦場としてきただけに、1700mという距離が微妙です。脚質は逃げもしくは先行で、逃げたときは直線で差し返す勝負根性を持っています。ベストは逃げだと思いますが、テンが遅く今回は先行競馬になるでしょう。また、主に長い距離を走っていただけに、1700mのしかも重賞のスピードについてこられるかが心配です。
『血統』
・ホッコータルマエ産駒。JRAVANに成績がのっていないので、上のような率は出せませんが、別のところで調べたところ成績は悪いです。3着内率も芳しくありません。
『評価』
【オープンクラスに慣れる必要あり】
・最も懸念していることがスピードについていけるかです。この点については、この馬の能力が高ければ、経験を重ねるごとに少しずつ対応すると思います。しかし、今回は初のオープンクラスということで割引が必要です。次回以降の健闘にお祈り。
㊟除外になりました……。
【ニューモニュモント】(除外ピエン(´;ω;`))
『戦績』
・追い込み一辺倒で今年は3着を外していないところが非常に良いです。特にGⅢのアンタレスSで流れ込みの3着は力を付けてきた証拠だと思います。1着になるかは展開次第ですが、展開に左右されても安定した成績を残せる追い込み馬は強いです。
・ローテーションは空けて使うほど成績が悪くなっています。使われ続けて良くなるタイプだと思います(これが意外でした)。今回は中3週(2,1,1,2)
『血統』
・ヘニーヒューズ産駒。【サンライズウルス】と同じなので割愛。
『評価』
【必ず抑えておきたい】
・追い込みという展開に左右されやすい脚質にもかかわらず安定した成績を残していることが何より強みです。またどこの競馬場だろうと結果を残しているのも良い! 【ナランフレグ】を彷彿させます。今が最も旬な時期なので、必ず抑えておくべき馬です。
・ただ勝つかどうかは、やはり「展開次第」です。展開に泣かされて2着ということも容易に想像できます。
㊟除外になりました……。買いたかった(´;ω;`)
【ユニコーンライオン】
『戦績』
・宝塚記念2着馬!!! ……が何故このレースに? ということですが、病気で1年近くレースに出ておらず、復帰初戦は足元に負担のかからないダートが選ばれたというところでしょう。実践の感覚を取り戻すために、頑張って欲しいです。
『評価』
【芝で】
・完全復帰したときの芝で狙いましょう。
【ゲンパチルシファー】
『戦績』
・Theダート馬らしく各クラスで経験を重ねて地道に走っている、というのがこの馬に対しての印象です。脚質は先行で、ほとんどのレースで(負けたレースも含め)最後まで追われ続け伸びています。オープンクラスでは5戦走り3着以内は2100mのレースだけですが、経験を重ねるごとに着実に強くなっています。一発あっても不思議には思わないです。
・小倉成績が(1,1,2,0)と3着以内パーフェクト!
・ローテーションは詰めて使われた方が強いです。今回は中2週(2,2,0,1)良いですねぇ。
『血統』
・トゥザグローリー産駒。JRAVANに成績がのっていないので、上のような率は出せませんが、別のところで調べたところ勝率は悪いです。3着内率は可もなく不可もなく……。
『評価』
【3着以内を期待して】
・オープンクラスでの実績が2100mしかないので割り引きますが、着実に強くなっていることは確かです。3着以内にきてもおかしくありません。今後もダート中距離では狙っていきたい馬です。
【アルドーレ】
『戦績』
・5走前よりブリンカーを着用したおかげか、先行する競馬が定着してきました。それにより、成績も安定してきています。また先行してもゴール前までしぶとく伸びる脚が使えます。
・しかし、テンは非常に遅いです……。近5走のうち2回は、スタートから押しているにも関わらず、後ろからの競馬になってしまいました。今回の味噌は「先行できるか」です。
・負担重量が57~58kgのときは(0,0,1,3)、55~56kgのときは(5,2,1,7)と、(重い方は母数は少ないですが)軽い方が好成績を残しています。今回は56kgです。
『血統』
・オルフェーヴル産駒。【ラーゴム】と同じなので割愛。
・兄弟にダートで活躍している馬がいます。良いダート一族です。
『評価』
【先行できるか否か】
・板についてきた先行競馬ができるか否かがカギを握っています。小倉は直線が短いので、前有利です。近走はスタートからジョッキーが押しているので、陣営も先行は意識していると思います。「先行できるか」が勝ち負けに直結しそうです。また負担重量が56kgというのも魅力的です。
【アメリカンシード】(除外です)
『戦績』
・重、不良馬場のときにしか走らない……と思います。条件戦では良でもきていましたが、オープンクラスでは重であった平安Sのみしか好走していません。おそらく、このクラスでは荒れた馬場しかこないのではないでしょうか。
・重、不良を合わせたダート成績は(2,1,0,0)です。やっぱり強い。
『血統』
・タピット産駒。母数は少ないですが成績は悪いです。
『評価』
【重、不良なら買い】
・「馬場状態」で買うか買わないかを決めましょう。僕はやや重より馬場が良ければ消します(やや重から切ります)。
㊟除外になりました……。
【ヴェルテックス】
『戦績』
・中央ではスピードに欠けます。ペースの緩い地方の競馬を観ても、前半でついていくのがやっとです。オープンでは2100mで、地方では2000m以上で結果を残していることからも、1700mは忙しいでしょう。
・小倉の成績は(1,3,2,0)、なんとパーフェクト。条件戦なので何とも言えませんが……。
『血統』
・ジャスタウェイ産駒。成績は57分の13で、1着は5回、3着内率は21,8%です。何とも言えません。
『評価』
【中央では2100m欲しい】
・中央のオープンクラスのレースを観ると、やはり距離が足りないと感じます。2000m以上のレースで狙いましょう。
【サクラアリュール】
『戦績』
・オープンクラスではちょいちょい馬券内に入っていることから、ここに入っても決して見劣っていることはないです。しかし脚質のせいかムラがあります。脚を溜める追い込みがこの馬のスタイルです。つまり「展開次第」。【ニューモニュモント】と同じということです。
『血統』
・ゴールドアリュール産駒。成績は95分の20で、1着は8回、3着内率は21%です。他と比較すると、それほど高い数字ではなく、かといって低いというわけでもありません。
『評価』
【追い込み役で抑えておきたい】
・【ニューモニュモント】が除外となってしまったので、追い込み役が回ってきました。「展開次第」ではありますが、末脚は良いものを持っているので3着候補として抑えておきたいです。
【エアアルマス】
『戦績』
・近3走は1400m以下のダートを使われており、9着、3着、10着と決して良い成績とは言えません。それらのレースを観ると、道中のペースが速いように思えます。今は「中距離」がベストとみました。また全てのレースで最後まで走り切れているので、衰えていることはないでしょう。
・左回りの戦績が(0,0,0,4)と右回りと比べて極端に悪いです。小倉は右回りなので期待して良し!
・馬体重が491kg以上のときは(0,0,0,4)です。休み明けの「本気度」を図る参考にしてみてはいかがでしょうか。
『血統』
マジェスティックウォリアー産駒。成績は65分の13で1着は3回、3着内率は20%です。他と比較すると数字は低いです。
『評価』
【人気薄なら美味しい】
・近3走の不安定な成績は距離にあると思います。元々、東海S(1800m)を勝つほどの実力を持った馬なので中距離は合っているはずです。また走りっぷりを観ても、全くダメなレースがありません。近走の成績で人気を落とすのであれば美味しいです。買ってください!
・ただし、1着になる! という自信はありません。
【エクレアスパークル】
『戦績』
・3勝クラスとオープンを連勝したときは積極的に先行しているので、今回も先行競馬を狙ってくると思います。しかし、テンが特別速いというわけでもないので、可能であれば外枠が欲しいです。前走のように内枠で上手くスタートダッシュを決められず、ポジションを下げてしまうと勝ち目はなくなるでしょう。
・湿った馬場は苦手で稍重、重合わせて(0,0,0,4)です。パサパサで力のいる馬場が合っていると思います。
『血統』
・ハーツクライ産駒。成績は56分の14で、1着は8回、3着内率は25%です。勝率が非常に良く、単勝回収率も100を超えています。穴党としては嬉しい産駒です。
『評価』
【人気薄の人気馬】
・前2走が馬場に泣かされたと考えると、ここは巻き返しが期待できます。勝ったオープンでも有力馬候補であった【ニューモニュモント】を破っているので力は証明済みです。鞍上の荻野Jとは合っているので、これも🙆 当日はおそらく良馬場になると思われるので、美味しい人気薄として買いましょう!
❷印
以上の見解を踏まえ印はこちらです。
◎エクレアスパークル
〇アルドーレ
▲ゲンパチルシファー
☆エアアルマス
△①ラーゴム
△②トップウイナー ←追加 7月9日
△③サクラアリュール
上位5頭に差はありません。
人気的に最も美味しいであろう【エクレアスパークル】を本命としました。
上で紹介していない【サンライズノヴァ】や【ロードレガリス】がきてしまったら、それまでです。見る目なさすぎ。
以上です。
今回は「コイツが1着!!!」という自信はありませんが、「コイツらが3着以内にくる!!!」という自信はあります。
是非とも3連複で買って欲しいです。
(追記7月9日)
馬場状態が重で時計が速いです。なので、その条件を得意としている【トップウイナー】を印に追加しました。人気薄ながら昨年は2着、重の成績は良く、前残りの馬場とマッチしています。今年も人気薄ですが、この馬場状態なら妙味があります。抑えておくべき1頭です。
ということで、今週のおかきの本命は【エクレアスパークル】でした。
来週は、函館2歳ステークス……いよいよ2歳重賞戦です!
暮れの朝日杯有力馬が見つかるかもしれないので、皆様も必ずチェックするように。
それでは今回はここまで終了とさせていただきます。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。